いてやぎ座

やりたいことを実現したいです

怒る老人

f:id:hellonya:20170612132156p:plain

今年度、我が家は順番に回ってくる自治会の役員になりました。

 

担当部署の関係で、市が開催した『自治会向け個人情報保護法の取り扱い説明会』に先日参加してきました。

 

個人情報保護法を隅から隅まで理解している訳ではありませんが、数年前までwebを作る仕事をしていた関係で、概要は把握しているつもりです。

個人情報保護法が施行→プライバシーポリシーページを大慌てで制作する!時代にwebサイトを作る仕事をしていました

 

さて肝心の説明会ですが、要約すると

  • 自治会会員の個人情報を取り扱うルールを決めましょう
  • そのルールの内容を明文化して会員に周知しましょう
  • 新たに個人情報を収集する際は、取り扱い方法を説明の上、本人の同意得てからにしましょう
  • 第三者に個人情報を開示する際は、必ず本人に同意を得ましょう。その際の記録は3年間の保管が必要ですよ(個人情報を第三者から受け取る際はその逆も然り)
  • 故意に個人情報を流出させると、犯罪になりますよ

こんな感じでした。

 

資料を元にザーッと30分で市の担当者が説明をした後、質疑応答の時間となりました。

 

参加者の9割位が老人の男性でして、その方々が次々に挙手していきます。

 

『今まで5000人以上の事業所が適用範囲だったのに、なぜ5000人以下の事業所や団体も適用になったのか、経緯を教えて下さい。また個人情報を悪用する例としてオレオレ詐欺が挙げられるかと思いますが、個人情報が漏れてその様な犯罪に使用された件数を教えて下さい』

と最初の方(男性の老人)が質問をされました。

 

その質問、今しなくても良くないかい?

 と思ってしまい、かなり面食らいました。

 

次の方(男性の老人)にはもっとびっくりしました。

『忙しい中説明会に来てやっているのに

説明が早すぎて全然理解できない。

理解してもらおうと言う努力が足りない。

国にやれって言われたからただやっている。

非常に腹立たしい』

との厳しい意見を結構な声量で言うもんなので、ビクッとしてしまいました。

 

他にも挙手をして発言されている方が6名程いたのですが、半分以上の方が“質問”では無く“批判”をしていました。

その中には怒りをあらわにする方も数名いらっしゃいました。

 

批判内容は

 

・5月30日に施行されて今(6月上旬)説明会を開くなんて遅い

・全然理解できない

・こんな難しいことを押し付けるなら、会員名簿なんか無くしてしまえ

 

こんな感じでしょうか。

人が違えど内容は同じ…皆さんの怒りポイントは、ほぼかぶっていると予想しました。

 

正直、時間がもったいないと思いました。

 

役所にイラっとしてしまうのは、私も同じです。

だからと言って、ここで怒りを市の職員にぶつけても、何一つ解決しないのですよね…

 

また個人情報保護法は私たち個人を守る法律なので、努力して理解する姿勢が必要と私は考えています。

なので人から説明してもらって、理解できないからと言って、その人に怒りをぶつけるのはお門違いと感じてしまうのです。

分からなければ自分で勉強して、それでも分からなければ質問をして理解を深めれば良いことでしょう…

 

 

本日、たまたまこの様なニュース記事を読みました。

news.livedoor.com

 

内容は全然違うのですが、老人の方々と、現在社会でバリバリ活動している人間との間にできた溝は深いのだと思い知らされました。

 

『柔軟な心』と『広い視野』を死ぬまで持ち続けて生きなければいけない、私の教訓となりそうです。

 

老人のリアルを見ることができたという観点で、自治会向け個人情報保護法説明会に出席したのはメリットがありました。

ありがとうございました。